「これからは、3人になっちゃうね。」息子がぽつりと言ったこと

暮らしと家族

長女が家をでて、4年。

もうだいぶ経つのに、長男は時々、ふと思い出したように聞いてくる。

ねぇねはいつ帰ってくる?

長男は長女のことを『ねぇね』、

次女のことを『ネイネ』と呼ぶ。

本人たちにしかわからない微妙なイントネーションで

ちゃんと使い分けているらしい。

外では、ふざけてばかりの中学生なのに、

家では今でもそんな呼び方をしている。

そんな姿を見ているたびに、

あぁ、この子の中には今もちゃんと姉たちがいるんだなと思う。

兄弟って不思議だ。

毎日べったり仲がいいわけじゃない。

むしろ、そっけないことの方が多い。

それでも、いなくなるとちゃんと寂しい。

そんな姿を見ていると、兄弟っていいなあと思う。

普段はクールで、あまり感情を表に出さない長男。

でも、時々ふとした瞬間に見える弟の顔が、なんだかかわいい。

クールで冷静沈着な長男

長男は普段はとてもクールだ。

あまり感情を大きく表に出すタイプではない。

家では、マイペースで頑固。

自分が納得しないことは動かないし、。

思春期真っただ中の中学生らしく、私の言うことなんてほとんど聞いてくれない。

それでも、時々ふっと見せる優しさを見せる。

その”たまに”がめちゃずるいのだ。

息子の優しい言葉に嬉しくて涙が流れるときもあります。
その時のことはこちらです。
思春期の息子からの言葉に救われた日|親バカ母でもいいと思えた瞬間

外ではちょっとおちゃらけ、でも頼りになるリーダー

そんな長男だが、外では、少し違う一面を見せているらしい。

野球でも、学校でも、

『事件のある場所に○○あり』と言われるほど

おちゃらけていて、ちょっとやんちゃ!

だけど、いざというときには頼りになるらしい。

回るを引っ張っていく、不思議なリーダー気質もあるみたいだ。

家で見る姿とは少し違う長男のことを、

人づてに聞くたびに、

私はこっそり誇らしく思っている。

本人には絶対言わないけどね(笑)

ねぇねとネイネ

長男にとって、長女は小さいころから年の離れた尊敬する大好きなお姉ちゃん

8歳も離れているから、小さい頃はお姉ちゃんにいつも後ろをついて回っていた。

でも実は、長女が思春期の頃は、少し…いや、めっちゃ怖かったらしい。

それでも、今でもやっぱり「ねぇね」が特別な存在で大好きだ。

そして、次女とはずっと友達みたいな関係だった。

勉強そっちのけで、ふざけてばかり。

けんかもたくさんして、そのたびに、ほんとにわたしを困らせた。

だけど、いつのころからだろう。

二人はソファーに並んで座って

楽しそうによくおしゃべりしているようになった。

お菓子を分け合ったり、

動画を見せ合ったり。

そんな何気ない時間の中に、

ちゃんと兄弟の関係が出来ていたんだと思う。

これからは、パパとママと3人かぁ

そんな姉二人が家をでるまでのカウントダウンが始まった。

ある日、ぽつりと言った。

「これからはパパとママと3人かぁ」

もしかしたら、まだ本当の意味では実感していないのかもしれない。

それとも、気が付かないふりをしたいのかもしれない。

でも、その言葉は少しだけ寂しそうに聞こえた。

娘が引っ越しした後の様子はこちらに書いてあります

少しずつ変わっていく家族のカタチ

次女が家をでたら、

今私が次女と寝ている部屋は

長男の部屋になる予定だ。

少しずつ片付いていく娘の部屋を見ながら、

家族の形はこんな風に変わっていくんだなあと思う。

思春期で、クールな息子は「寂しい」なんて口にはしない。

それでも、時々ふっと本音がこぼれる。

「ねえね達はいつ帰ってくる?」

その一言を聞くたびに、

小さいころ、姉たちに囲まれて過ごした日々は

今でもちゃんと長男の心のどこかに刻まれているんだなあと思う。

家族の形は少しずつ変わっていく。

でも、『ねえね』と『ネイネ』は、

これからも長男の大切なお姉ちゃんなんだと思う。

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