反抗期の息子との関わり方って、本当に難しい。
話しかければ、「うざい」
優しくしても、「キモイ」
だけど急に甘えてくる瞬間もあったりして。
どう接するのがいいのか。
距離をとるべきなのか。
それとも、もっと関わった方がいいのか、
悩みながら、試しながら、不器用なりに、日々向き合っている。
今の息子のリアル
「ただいま」も言わずに、家に帰ってくる。
わたしの方を見向きもせず、スマホを手にして
そのまま自分の部屋に引きこもる。
パパとは野球の話をよくしているようだけど、
私に話しかけてくるときは決まって
「おこずかいちょうだい!」か「ご飯、なに?」だ。
そんな息子を見ていると、
朝から、息子のために洗濯をして、ご飯を作っている私が
まるで透明人間にでもなったかのように感じるときも。
特にスマホを見ている時間が長くなると、
余計に距離を感じてしまって。
実はそんな「スマホとの距離感」に悩んで書いたこともありました。
☞思春期の息子とスマホのこと
今日も私はスマホと戦っている~思春期の息子と伝わらない親心~
反抗期息子との距離感がわからなくなる
そんな毎日が続いていると、
だんだん嫌になってきて、
「もういいや。これからは何も言わない。息子の人生だから!」
そんな風に投げやりな気持ちになる。
でも、その次の瞬間には、
「でも、やっぱり、何にも言わなくて、息子が困ることになってしまったら?」
と不安が襲うのだ。
「ママは、注意した方がいいの?それとも何も言わない方がいいの?」
なんて聞いてみることもある。
息子も、そんな私のことをよくわかっている。
結局、ママは最後には何か言ってくるはず。
息子はきっとそう思っているのだ。
そして、私は息子の思惑通り、なんとかして話しかけようとしてみたり、
時には怒って言いすぎたり、突き放してみたり、
そうこうしているうちに、
どうしていいのか全く分からなくなってくる。
夫にもわかってもらえないつらさ
唯一の味方でいてほしい夫には、
「お互い様だよ」「冷静になって!」なんて言われる。
私だって、分かっているのよ。怒りすぎだってこと。
感情的になっちゃいけないって。
でも、そんな風に正論を言われると、素直には飲み込めない。
夫婦の温度差が、身に染みる。
ただ、分かってもらいたいだけなのに、
「そうだね。怒れちゃうよね。今度は俺が言ってみようか?」
そういって、もらいたいだけなのに。
俺に、あたらないで!
なんて言われたら、じゃあ、どこにあたればいいのよ?
夫は「俺にあたる必要はないじゃん!」
って言うけれど、
この行き場のない思いはどうすればいいのよ!って
涙が出そうになって、
また一人、夜のリビングでパソコンに向かっているのだ。
思春期は「今だけ」と思えたきっかけ
どうしていいかわからなくて、つらくなると
黒川伊保子さんの「思春期のトリセツ」という本を読み返す。
その本の中で、思春期は、脳の移行期。
思春期の脳は不安定になりやすい時期だと書かれていて、
思春期の頃は、みんな同じように、悩ましい時期で、
「今だけのことなんだ」と思えることで、少しだけ気持ちが楽になる。
それまでは、「どうにかしなくちゃ」「ちゃんと向き合わなきゃ」と
思っていたけれど、
うまくいかないのは、私のかかわり方だけの問題じゃなくて、
この時期特有のものなんだと思えたことで、
少しだけ、肩の力を向いて息子と向き合えるようになった気になるのだ。
(とはいえ、毎日怒っているんだけどね(笑))
私が意識している接し方
なんだかんだ、毎日怒ってしまうことは多い私だけれど、
少しだけ意識していることがあります。
不器用で、感情的な私にはちょっぴり難しい時もあるけれど、
でも、特別なことではなくて、毎日少し意識するだけ。
今は、息子のやりたいようにやらせてみようと、心の中で念じること。
ついつい口を出したくなるけれど、全部反応しているとお互い疲れてしまうからね。
息子の行動に対して、すぐに口を出さずに見守ること。
見守るといいながらも、内心はハラハラしちゃうんだけどね。
そして、息子が話しかけてきたときには、しっかり話を聞くこと。
私の方からあれこれ聞かず、息子が話しかけてきたタイミングを逃さないよう、
そして、その時には、なるべく口を挟まず、ゆっくり話を聞けるようすること。
そして、おいしいご飯を準備して、
ご飯の時間だけは、なるべく一緒に食べれるようにする。
そんな風に心がけている。
正解はまだないけれど
正解はまだわからない。
今日だって、けんかして
「おやすみ」も言わずに寝に行った息子。
「落ち着いて、冷静に」
そう自分に言い聞かせる。
もしかしたら、更年期の私の脳こそ不安定になっているのかもしれない(笑)。
そんな毎日だけれど、
それでも息子から、ふと嬉しい言葉をもらえたこともあります。
☞思春期の息子からの言葉に救われた日|親バカ母でもいいと思えた瞬間
嬉しい日も、つらい日もあるけれど、
それでも、少しずつ毎日は進んでいく。
息子も少しずつ大きくなっていく。
まだ正解は分からないけれど、
いつか中学生の息子の反抗期は終わりを告げるはず。
そう信じて今は、息子との距離を探しながら、日々過ごしていこうと思う。
いつも冷たい態度の息子だけれど、娘が家を出るときに
「これからは3人になっちゃうね」と
ぽつりと言ったあの寂しげな横顔が忘れられません。
☞「これからは、3人になっちゃうね。」息子がぽつりと言ったこと