『ママー!おちゃいれてー!』
いつもの我が家が戻ってきた。
一年間は次女の受験で、晩御飯を一緒に食べることもなかなかできなかった。
引っ越しまであと2週間、ばたばたしているのは私だけで
荷物も段ボールに片付けしているはずなのに、
家の中がいつもよりごちゃごちゃしているように見えるのは、気のせい?
私は、召使い???(最近の我が家の流行で言うと下僕?)
やっとご飯の支度が終わった、、、。と
ソファーに腰掛けようと思った瞬間。
座る前にコップとってきてー!
トイレに行こうと立ち上がれば、
ついでに、ごみ捨てといてー!
挙句の果てには、子供たちが2階に行ってやっと解散されたはずなのに
『ママー!下に置いてある○○とってきてー!』

さらに動かなくなった子供たち
(もう‼自分のことくらい自分たちでやってー!)
と言いそうになるのをぐっとこらえる。
こんな風に顎で使われる時間もあと少しなんだな!とすぐにしんみりしてしまう。
(なんだけど、イライラには勝てない)
癒しの存在
夜、散らかった部屋の中で一人
隣ではシュシュが「今日も大変だったね!」と言わんばかりに
横眼でちらっとこちらを見ている
文句も言わず、正論も吐かず、ただただそばにいてくれる。
あんたが一番可愛いよ♡
眠そうにしているシュシュをぎゅっと抱きしめて
私の夜は過ぎていく。
ああ!愛しき騒がしき日々
なんだかんだ言っても
私は顎で使われている自分が愛しいのだ。
時に、ムカついて
「育て方を間違えた!」なんて思う日もあるけれど
だからこそ・・・
この騒がしくて忙しい毎日を大切に大切に過ごしたい。
今日も「ママ!」と呼ぶ声に!
きっと数日後には、この騒がしさが恋しくて泣いている私がいるはずです。
今はこの『顎で使われる幸せ』をかみしめたいと思います。
同じように、家族に振り回されても「愛おしい」と感じているお母さんに
届いたら嬉しいです。