『ママー!おちゃいれてー!』
そんな声がして、いつもの我が家が戻ってきた。
この1年間は次女の受験で、
家族でゆっくり、ご飯を一緒に食べることもなかなかできなかった。
受験の1年間のことは別の記事のまとめています
荷物は少しずつ、段ボールに片付けているはずなのに、
家の中がいつもよりごちゃごちゃしているように見える。
バタバタ、そわそわしているのは私だけで、
娘はいつも通り、「お茶入れて!」なんて言ってくる。
でも、今思うとそんな何でもない時間こそ、
我が家らしい、そして、大切な時間だったのかもしれない。
呼ばれてばかりのいつもの日常(私は召使い??)
やっとご飯の支度が終わった、、、。と
ソファーに腰掛けようと思った瞬間。
座る前にコップとってきてー!
トイレに行こうと立ち上がれば、
ついでに、ごみ捨てといてー!
挙句の果てには、子供たちが2階に行ってやっと解放されたはずなのに
『ママー!下に置いてある○○とってきてー!』

受験が終わって、子供たちはそれぞれのストレスから解放されたのか、
さらに動かなくなった。
娘にも変化があって、ピンク色に髪の毛を染めた日のことはこちらに書いてあります。
(もう‼自分のことくらい自分たちでやってー!)
と言いそうになるのをぐっとこらえる。
こんな風に顎で使われる時間もあと少しなんだな!とすぐにしんみりしてしまう。
(なんだけど、イライラには勝てない)
何も言わず、そばにいてくれる存在
夜、散らかった部屋の中で一人
隣ではシュシュが「今日も大変だったね!」と言わんばかりに
横眼でちらっとこちらを見ている
文句も言わず、正論も吐かず、ただただそばにいてくれる。
あんたが一番可愛いよ♡
眠そうにしているシュシュをぎゅっと抱きしめて
私の夜は過ぎていく。
ああ!愛しき騒がしき日々
なんだかんだ言っても
私は顎で使われている自分が愛しいのだ。
時に、ムカついて
「育て方を間違えた!」なんて思う日もあるけれど
少しずつ子供たちは、私の手から離れて行ってしまう。
そのことを私は卒業式の日にも感じていた。
あの日に知った娘の気持ちを私はきっと忘れない。
だからこそ・・・
この騒がしくて忙しい毎日を大切に大切に過ごしたい。
今日も「ママ!」と呼ぶ声に!
きっと数日後には、この騒がしさが恋しくて泣いている私がいるんだと思います。
だから、今はこの『顎で使われる幸せ』をかみしめたいと思います。
今日も「ママ!」と呼ぶ声に、重い腰を持ち上げて。
引っ越しまでの気持ちはこちらにも書いてあります。
☞引っ越しまであと一週間。寂しさよりも先に来た「やり切った母の気持ち」

