『ママ、ポトフ教えて』娘が旅立つ前にキッチンに立った日

育児・思春期

ママ!ポトフの作り方教えて!

娘の中でいろんなことが落ち着いてきたのか、

片付けも少しづつ進む中、ふとそんなことを言ってきた。

受験中ずっとスープを作ってきた。

その中でも、一番簡単なポトフ。

自分が一人暮らしの時に食べるようにと思ったのかもしれない。

だけど、「家族みんなのために・・・。だって。」

泣ける。

隣に立つ娘

今までは、私を下僕のように顎で使い、

お茶さえも入れたことのない次女が、

私の隣でキッチンに立つ。

ピーラーで、一生懸命ニンジンの皮を剥く。

涙を流しながら玉ねぎ切っている姿を見ていたら

小さいころ、「涙が出るから」と言って

目に、ラップを巻いて玉ねぎを切っていた娘のことを思い出した。

そんな娘が今では家族のためにスープを作る。

その姿に、もうすぐこの家を去る寂しさと、

少しの安心感が混ざり合って、視界が少し滲みそうになる。

「明日の弟の野球にもっていけるように!」

「明日のお父さん(我が家では祖父のことをお父さんと呼んでいる)の朝食に。」

「パパ、よく煮えたキャベツが大好きだから。」

自分のためだけじゃなく、家族のみんなのことを想いながら

鍋を嬉しそうに見つめる次女。

ふと、私の親バカぶりも、無駄ではなかったかもしれない。

そんな風に思えた。

今日も、何もせずテレビを見ている娘だけれど。

「本当に一人暮らしなんてできるのかな?」

時々、ふと娘のことが心配で居ても立っても居られない気持ちになる。

だけれど、確実に少しずつ次女は成長している。

今は、信じて、そっと後ろから見守っていよう。

私も少しだけ、そんな風に思えるようになった(笑)。

「もっと、一緒にスープつくりたかったな。。。」

そんな言葉を心にしまって。

受験中のことはこちらの記事にも書いています。
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