娘を送り出して数日がたった。
我が家は少しずつ3人と一匹のリズムを探している。
もっとしんみりした時間が続くのかなあと思っていたけど、
私は思っていたよりも早く日常に戻った。
そんな中、毎日送迎をやっていたパパは、
少しできた時間が寂しくて仕方ないらしい。
私は寂しさを味わう暇もなく、日常へ。
娘を送り出した翌日から、
私の毎日はすぐに元通りになった。
休んでいた分、仕事に行かなくてはいけない日は多いし、
夜勤もやらなくちゃいけない。
引っ越しの余韻に浸る暇もないまま、
目の前のことをこなしているうちに、一日はあっという間に終わっていく。
寂しくないわけではない。
でも、その気持ちをゆっくり味わう時間がないという方が近いのかもしれない。
やっぱり一番寂しそうなのはパパ
そんな私の横で、一番寂しそうなのはパパだ。
もともと娘と仲が良くて、よく話もしていた。
何より3年間送迎をしていたその時間になると
ふと空いてしまった時間が寂しくて仕方ないらしい。
大好きなテレビの前にいるのに、うわの空なのだ。
あいつは何しているのかな?ちゃんとご飯食べたのかな?
心配なら、電話すればいいのに、なぜだかそれもできないらしい(笑)
そんなパパを横目に
「ママはさっき話したよ~。」と連絡を取り合っていることを自慢してみせる。
するとパパは、「え~!!!」とあからさまに残念そうに、
でも、どこかほっとしたような声を出す。
少し安心した後で、
やっと、いつもの指定席にどっかり横になるのだ。
変わらない息子に
そんなパパを横目に、息子は全く変わらない。
もちろん寂しさを感じていないわけではないだろうけれど、
いつも通り、マイペースに、私を振り回してくる。
ごはんまだ?あれやってー!これもお願い!
なんて、遠慮がない。
そんな息子にイラつきつつも、忙しいことにありがたさも感じる。
娘がいなくなった寂しさにゆっくり浸る暇がないくらい、
毎日はちゃんと続いていく。
息子の変わらなさに振り回されながら、
私はその”いつも通り”に少し救われているのだと思う。
そして、もしかしたら、それは息子の優しさかもしれない。
そんな3人と1匹で今日もまた、いつもの時間が流れていく。
そして、今日で春休みも終わる。
また新しい暮らしが始まっていく。
まだまだ慣れないけれど、こうやって少しずつ家族の形は変わっていくのだと思う。
娘が引っ越す前の家族の様子はこちらにも書いています
☞「これからは、3人になっちゃうね。」息子がぽつりと言ったこと
☞娘が引っ越す前の、いつもの家族の時間
引っ越しのバタバタはこちらに
☞引っ越し当日のリアル~最後まで我が家らしい1日~
☞引っ越しまであと一週間。寂しさよりも先に来た「やり切った母の気持ち」