大学合格発表後、進学先を選べない娘|アラフィフ母の静かな葛藤と待つ選択

受験・進学

憧れの大学を目指して一心不乱に勉強してきた娘。
大学に受かったあとは喜び一杯のはずと思っていた。

大学合格発表のあと、進学先を選べずに立ち止まる娘。
合格は嬉しいのに、進路が決まらない。

大学選びを前に親子で揺れ、
また、親としてどう向き合えばいいいのか、
戸惑いながら見守った時間。

合格したのに、ベットから出て来ない娘

合格発表の翌日、娘はベットから出て来なかった。

「どちらか受かった方に行く!」
「受かればラッキー!」と思っていたせいか、

娘の努力は、娘の自分自身の信じている力さえも超えて

希望大学に全部合格するというプレゼントをくれた。

あふれんばかりの喜びの中にいるはずなのに、

ベットの中の娘に声をかけても「うん」と小さく返事をするだけ。

どちらの大学にもそれぞれのいいところを見つけていた娘は
どちらか一つを選ぶということが分からなくなってしまっているようにみえた。

一方は誰もが名前は聞いたことのある大学で、偏差値も高めで
キャンパスも華やかで楽しそう!
もう一方は、学びたい、やりたいことが詰まっていて、
知っている人が近くにいて安心できる場所だった。

どちらも良くて、憧れて、「行きたい!」と強く思って必死で勉強した

だからこそ、娘は選べなくなっていた。
時折、涙を流すほど苦しみ悩む姿に私も胸が締め付けられた。

「あんなに嬉しくて涙を流して喜んだ合格で、幸せでいっぱいのはずなのに・・・。」
といてもたってもいられない気持ちになった。

娘は立ち止まっていた。

合格した瞬間の喜びと、その後に戸惑いについては、前回の記事で書いています。
同じように立ち止まっている方の参考になればうれしいです
合格発表の日、うれしさの後に押し寄せた「母の現実」

決めるのは娘だと分かっていても、焦る母

でも、私の時間だけは先へと急いでいた。

情報を集めて、メリットとデメリットを比較してみたり、

口コミをみたり、時にはTikTokも見た。

決めるのは私じゃないと思っていても、

ただ待つというだけのことが何より難しかった。

気がつけば、娘の名前、生年月日で占いまでしたりして、、、(笑)

『いてもたってもいられない。そばにいてあげたい。』
だけど、少し、ざわざわした気持ち。
時折、思い出すお金のこと。

納得するまで悩んでいいよ。
ママはいつでも味方だよ。

そう優しく言う私の頭の中には

合格の余韻に浸る暇もなく、手続きやこれからかかるお金のことが、頭をよぎる。

大丈夫‼︎
疲れていても夜勤を続けている理由がここにある。

そんな風に言い聞かせている私がいた。

大学選びに”正解”はない。大切なのはどうすごすか。


「娘の人生なんだから」そう思いたいのに、

現実的な数字が私を現実に引き戻す。

焦りは娘のためだけではなく、自分自身のためでもあった。

大学というものは、一体どこに行くのが正解なのだろう?

納得して入ったはずの姪が、在学中ずっと悩んでいたこともあった。
世の中には、レベルの高い大学に入っても入りなおす人もいる。

すごく勉強した入ったはずでも、
やりたいことと違ったと思うこともある。

私の友人が、先日ふとこんなことを言っていた。
「滑り止めで入ることになった学校だったけれど、
今になってみると、こんなにいい仲間が出来て、
選択は間違いじゃなかったと思う。」
「結局はどう過ごすかだよね。」

本当にその通りだと思う。

娘を信じて待つという選択

焦る気持ちは消えることはない。

娘が一生懸命迷う理由を知っている。

大切なのは、どこを選ぶかよりも、どう過ごすか。

私にできるのは娘が迷う今のこの時間を否定せず、じっと待つこと。

この静かな決断が
確かに自分で選んだと、いつか娘の自信につながっていくと信じたい。

この記事は合格発表のあとに感じた戸惑いを書いた記事です。
子供が大きくなっても母の気持ちは簡単に切り離せるものではありません。
産婦人科ナースとして感じてきた母と子の不思議なつながりについては
こちらの記事でも書いています☞産婦人科ナースの私が、大人になる娘との「心のへその緒」を切れないわけ

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